開幕展望
2010年度のJリーグ開幕です。今年はリーグについてもチョコチョコ書いていきたいと思います。
ファンタジーサッカーが休止してしまったので、ガンバ以外のチームを見るためにもtotoに手を出してみようかとも思ってみたり。
次節からは実際に買ってみたいです。
さて、まずはリーグの展望から
鹿島を止めるのはどのチームか?
ゼロックスでも改めて感じましたが、鹿島はとにかく固い。ボールを奪われてもディレイとリトリートをしながら守備ブロックを形成しつつ、カウンター(長・短を問わない)を狙う。その一方でマイボールの時にもしっかりボールを回せるので、ポゼッションサッカーもできる。憎らしいサッカーをしていやがります。いつぞやのミランみたいだw
ただもちろん死角が無い訳ではありません。田代(2009リーグ戦16試合出場)・増田(同17)・ダニーロ(同23)・パクチュホ(同19)ら、去年1年間サブメンバーとして戦ってきた選手が軒並み移籍しています。去年の夏に勝てなくなった時期は中田浩二を入れて流れを変えたり、調子次第で本山や興梠などの選手と入れ替えたりと、サブのメンバーも重要な鹿島では、新戦力がいかにフィットしてくるかがポイントとなりそう。
追うのはガンバ・川崎・清水
今年のガンバについてはまた今度ゆっくり書きます。一応サポなのでここに入れておきますが、ぶっちゃけるとリーグは危ないかもなぁというのが本音w
川崎は稲本の加入がかなり大きい。
昨季は引き分けを1つ勝ちにできていたら優勝でしたし、下位相手にとりこぼすこともしばしば。引いてくる相手に対して前がかりになったところをやられるというケースが多かった気がします。
本来はCBの横山や寺田らをアンカーに使っていたことからも、このポジションは兼ねてからの懸案だったのでしょう。日本人でも屈指の実力を持つ稲本がそこに入ればかなりの安定感をもたらしそう。小宮山も攻撃的なチームには合うように思う。
ただ中村憲剛の骨折が痛い。
稲本も配球という面ではかなり良いですし、長めのフィードも持っていますが、完全に合ってくるまでには時間が必要な雰囲気。
ケンゴ復帰まで、フロンターレの強みである破壊力抜群の3トップにいかにボールを入れるかが課題となってきそう。個人的には田坂くんにちょっと期待。
清水は改革へ
清水は攻撃も守備もサイドから中へというイメージ。それだけに昨季の失速は、青山が離脱して児玉がCBに入らざるを得なかったことと無縁ではないでしょう。
攻撃の面でも、まずヨンセンを抑え、岡崎を見失わないことを徹底すればそこまでの怖さがなかったのも事実です(ガンバサポ的には枝村が怖いけれどもネ)
小野がもたらすアクセントは、そういうチームの中で十分発揮されると思います。フォーメーションも4−3−3とを採用するなど、チームとしても新しいことを求める姿勢を見せており、これが機能すればかなり怖いチームと言えそう。
一発のある浦和・F東
昨年の上位組の中では、広島はどうしても一枚落ちてしまう。後に述べる柏木は広島にとって大きな存在であったし、替えが効かない選手だったように思う。
彼の穴を埋められるかがポイントだが、山岸はタイプが違うように思えるし、ザキさんは怪我で出遅れてしまった。ペドロヴィッチがどう修正してくるかに注目したい。
フィンケレッズは円熟期へ
パスサッカーに切り替えを図りながらも、昨季は6位。鹿島との勝ち点差はあるものの、土台を作るには十分な年であったように思う。昨年の5月に埼玉スタジアムに行った時には変わったものだと思ったものです。
ただ同時に課題も感じました。サイドに起点を作って人数をかけるも、中に人がいない→戻す→逆サイド→人数をかけて突破→中にいない。超簡略化するとこんな感じ。
ここを埋められるのが柏木という選手です。広島が天皇杯で鹿島に負けた時もそんな感じでした。
宇賀神という選手はなかなか活きのいい選手ですし、上手く嵌れば強いチームです。あ、闘莉王を出したのは個人的には評価してます。スピラノビッチはイマイチらしいですが・・・。
不気味なFC東京
ボランチ羽生、椋原を起用して徳永を前で使うなど、かなりいじってきた城福監督。米本のアクシデントもあり、石川や梶山が復帰すればまた変わってくるでしょうが、森重・松下らの加入などもあり、戦力的にはけっこう充実しており、かなり不気味な存在であります。