三次予選通過

3-0。
結果に言うことはありません。舐めてかかるのはマズイですが、かといって負けたらもっとマズイ相手ですから。

問題は内容ですよ、内容。
ホームタイ戦でも少し降れましたが、セットプレーで点が取れるはわかってます。
中澤、闘莉王のツインタワーは日本の武器です。それもわかってます。

勝ちが優先なのはわかってるんですが、やっぱりまだ夢は見られそうにないです。

(高温、多湿な環境だったとはいえ)相変わらず15分でガス欠。
しかも今回は高い位置でのボール奪取もそこまでできず、できても時間がかかる。

岡田さんのやりたいことは先輩がミクシィで書いていたこともあり、少しわかった気がします。
攻守の切り替えを早くすることを徹底し、高い位置でボールを奪いハーフカウンターを狙うというとこでしょうか。

でもそれを狙えるようになるだけの練習法やノウハウが、岡田さんの中に構築されているかというと疑問です。
前にも言いましたが代表は育成の場では無い。それは監督だって同じ訳で。
いくら理想とするものが良くとも、それを実現するのにどうすればいいかがわからなければ、絵に描いたモチ。
そろそろ代表「だけ」で1ヶ月も過ごしているのですから、いい加減結果の片鱗だけでも見せて下さい。


試合の中身について。

長谷部がシュートど下手なのは浦和時代から変わらず。
ゴールエリアからバーの上に蹴り出してた彼を思えば、微笑ましくもあります。
香川は最初から期待してないので何も無し。

俊輔は足首痛いなら出すなよ、と。それでもさすがでしたが。

ガチャは何も無し。こちらは言うこと無し。

うっちーがんばれ。

松井は当たり前の話ですが、役割が限定されないと持ち味が生きませんね。
個人的にはまだまだ可能性は感じますが。

ケンゴはさすが。ここ1年くらいはシュートに対する意識が変わってきてましたし、しっかり決めたのはすばらしい。

試合に限った岡田さん。リアリストでありながら、この予選をチームづくりに使いきるつもりで臨んでいるように見えました。

ほとんど変わらないメンバーがその理由。しかしそこに固執する余り、不足の事態に対応できていません。
例えばこれは1つ前のオマーン戦ですが、大久保が退場した後の交代。
玉田が退場になるとは思いませんが、大久保がイライラするほど激しく来る相手ということを考えると、怪我もありえます。
ただでさえ離脱者が多い岡田ジャパン。玉田と大久保抜きになったらどうするつもりだったのか。

そしてタイ戦では俊輔。無理をさせる必要はあったのか。別に本戦を睨んで対応策を練れとは言いませんが、彼も欠けた日には「チームづくり」そのものが停滞しはしまいかということです。
試合を勝ちに行くのは良いですが、二点入った時点で交代してもよかったのではないでしょうか。

香川起用は…シラネ。理解に苦しむ。私がまだまだ未熟なのでしょうか。



さて、ホームバーレーン戦のメンバーが発表されました。

>■GK:
川口 能活(ジュビロ磐田
楢崎 正剛(名古屋グランパス)川島 永嗣(川崎フロンターレ
■DF:
寺田 周平(川崎フロンターレ)中澤 佑二(横浜F・マリノス
高木 和道(清水エスパルス
田中 マルクス闘莉王浦和レッズ
駒野 友一(ジュビロ磐田
井川 祐輔(川崎フロンターレ)安田 理大(ガンバ大阪
内田 篤人(鹿島アントラーズ
■MF:
中村 俊輔(セルティック/スコットランド
遠藤 保仁(ガンバ大阪
中村 憲剛(川崎フロンターレ)松井 大輔(サンテティエンヌ/フランス)
鈴木 啓太(浦和レッズ
山瀬 功治(横浜F・マリノス
今野 泰幸(FC東京
長谷部 誠(VfLヴォルフスブルグ/ドイツ)
本田 圭佑(VVVフェンロ/オランダ)

■FW:
玉田 圭司(名古屋グランパス)巻 誠一郎(ジェフユナイテッド千葉
*佐藤 寿人(サンフレッチェ広島
大久保 嘉人(ヴィッセル神戸)矢野 貴章(アルビレックス新潟

*:岡田監督就任(2007年12月)以降、日本代表初選出
大久保嘉人選手は、6月22日のバーレーン戦が出場停止の場合、不参加となります。

http://www.jsgoal.jp/news/00066000/00066690.html

…ん〜また良くわかんない人選。
3日後に試合のあるガンバと鹿島からもしっかり呼ぶ。それはまぁ良いのですが、J2組では香川を返して寿人を召集。

消化試合ですよ?チームを熟成させるなら、なおのこと寿人の召集はいらないでしょ。タイ戦の前ならわかりますが。
そしてこのタイミングで返すなら香川使うなよ、と。


結局チームづくりを進めるのか、新たなピースを探すのかはっきりわかんない人選です。両方狙ってんでしょうかね…。キツくないか?それ。


それにしても本田(笑)