ガンバのこと色々長文

最近ブログを2つに分けようかなぁなんて思ってる今日この頃。競馬とサッカーが入り交じるのは何か妙な感じ。自分で言うのもアレですが、文体も競馬の時だけなぜか丁寧語が無くなるしw
競馬も始めて半年経ったし、そろそろ毎週予想をチラ裏にメモろうかなと思う訳ですよ。ちょっと色々考え中です。

さて、天皇杯を勝って今年のACLのキップを掴んだガンバ。思い返せばFCWCではいろいろ言われてました。
ガンバが三点取ったのはマンUが手を抜いていただけだとか、マンUが本気で来たらガンバの選手は怪我をしているとかw(Yahoo!知恵袋を見ると非常に面白いw)
一昨年浦和が出てた時も(悔しかったから浦和の応援はしなかったけど)Jがバカにされてるのを見てアヒャって感じでしたもん。
とりあえず、お前らウイイレだけじゃなくてフットサルでいいから蹴ってみろ的な輩ばっかでニヤニヤが止まらない反面、ブランド志向が高い(勝ち馬に乗りたがる)日本人になんだかなぁと思う訳ですよ。マンUのどこがすごかったのかを語ってみていただきたい。クリロナの足フェイントとか言いそうで…。
確かにマンUは本調子ではなかったですし、特に前半は100%中の60〜70%くらいに抑えてる感もありました。それでも一つ一つのパスはピッタリだし、動きに無駄があまり無いサッカーでした。クリロナのヘッドなんか、正にヘディングのお手本。
ガンバが一点取ってからは完全に火がつきました。ルーニー蹴りすぎwで、あれよあれよと5―1に。
けれどね、私は気持ちが切れなかったガンバの選手たちを誇りに思いたいんです。超格上の相手に四点も差をつけられたら気持ちが切れてもおかしくない。けれど彼らは自分たちのサッカーを信じて最後まで戦った。
もしマンUが本当に適当にやってたとしても、そこだけは誇りに思うんです。これってバカにされるようなことですかね?胸を張っちゃダメなんですかね?


――ま、適当にやってたとは思わないんですがね。だって極東リーグの、外来語で「脚」って名前をつけてるチームに公式戦で三点取られたちょっと恥ずかしい事実は残るワケで。マンUが公式戦で三失点ってのもそんなに記憶にないですし。(五得点ってのもあまり記憶にないですがw)
何よりもファン・デル・サールはポストを蹴ってたってこと。これがマンUの(少なくとも何人かの)選手たちの悔しさを現してるように思いますよ。どんな試合だろうと手を抜かず、勝つためにきっちりやるのが本当の勝者のメンタリティですから。上のガンバを誇りに思う気持ちもそこから来てます――


世界との差を感じつつも、今後生きてる間に実現するかどうかわからない一戦を楽しみました。

ともあれマンU戦があまりにもファンタスティックだったために意外と忘れられてますが、その後のパチューカにしっかり勝ったのは大きいと思います。
画面の中にディフェンスラインが収まるくらいのこの一戦、ガンバがあげた点はポゼッションを取ってつないで崩したものではなく、一本の縦パスから裏にザキさんが抜けたもの。ラインが高い相手にも対応できた点は評価高いです。


ガンバはそのFCWCで得た経験を活かして、天皇杯で三戦することになります。選手の体調的には辛かったでしょうが、これは本当に良い財産となるのではないかと。
浦和は一昨年FCWC後に試合はなく、しかも去年開幕してすぐに監督が更迭。せっかく世界相手に得た経験を、(選手レベルならともかく、チームとして)試す、生かす機会があまり無かったような気がします。
実際ガンバはパチューカ戦直後の名古屋戦では、完璧なサッカーを見せました。後半足が止まってグダグダになりましたが、名古屋が試合間隔が開いていたことを差し引いても、1つ上に行ったなというサッカー。
具体的に言えば守備の連携と個人個人のプレーの質。2つ3つ先のプレーを予測する力と、判断の速さとでもまとめましょうか。
さらに横浜戦と柏戦では、さすがにコンディションが限界に来てたものの、最後の最後までゴールを許さない勝負強さを見せてくれました。ひと昔前のロスタイムに失点するガンバの姿はそこにはなかった。


こうして見ると超過密な12月でしたが、今年のシーズンにも期待を持たせる、そんな12月でした。
新戦力と上手く融合させて、今年も強いガンバを見せてもらいたいものです、ハイ。そこらへんは西野を信じてます。

まずはゼロックスかな。