若い力

サッカーU-20ワールドカップが開催されています。

スコットランド戦、コスタリカ戦を終え、グループリーグ突破を決めた若き代表ですが、そのパフォーマンスが話題を呼んでます。


スコットランド戦はビリーズブートキャンプと(ウェズレイの)弓矢。

コスタリカ戦は刀を抜くサムライパフォ。


これらから、「明るい世代」と評する人も多くなってきました。


明るさは大切です。練習中はともかく、試合中は下を向いたり、ネガティブに考えることにメリットはありません。


さらに試合前のアップの様子。非常に(良い意味での)笑顔が多いです。よし、やってやるぞ、という自信に満ちた顔。


従ってあのような明るさは、すばらしい精神状態で試合に臨めている現れなのでしょう。

さらにコメントも頼もしいばかりです。誰かは忘れましたが、
「僕たちは世界との差を確認しに来ているんじゃない、世界と戦いに来ているんだ」
ともすれば謙虚さに欠け、暑苦しいと疎まれそうなコメントを言い切る。


すばらしい。


話を元に戻します。
集団でのパフォーマンスは、当然事前に打ち合わせを行う必要があります。

とすれば、今の彼らはそういう打ち合わせを行えるほど良い関係を築けているのでしょう。

チームとして当たり前と言えば当たり前なのかも知れませんが、少なくともジーコジャパンではあり得ないでしょう。


そして何よりも彼らは世界の舞台で。厳しいと言われていたグループリーグの戦いの中でゴールを決めた自分たちという姿を思い描いてたことになります。


柿谷、乾、森本、伊藤などの話題になった選手は出ていませんが、それを感じさせないほど良いサッカーをしているのではないでしょうか。


非常に良い精神状態で挑んでいる、良い意味で世界をなめている彼らに、99WY以来の快挙を期待したいと思います。


追伸。
ただ両試合とも気が抜けてしまう時間帯がありました。
わずか10分で3失点するようなチームがあるわけですから、サッカーは長い笛が吹かれるまでは何があるかわかりません。
そこは気を引き締めて欲しいですね。