さよなら浦和レッズ
J2降格が決まってるため、ゴールを決めているのに憮然とした表情の福田。
浦和と聞くと彼の顔が真っ先に思い出されます。
そんな浦和。サポが熱狂的という点で阪神と共通するものがあり、そして何よりも大学に入った時に二人のレッズサポがいたことにより、私のサッカー観戦は浦和から始まって行きました。
好み(と加地さん)の問題でガンバに注目するようになっても、浦和というチーム、サポに対する敬意などは残っていました。
ACLなど、「代表」として出ているような試合は応援もしました。
しかしそれも昨日までです。
私は今まで、(日韓共催時の韓国を除き)審判は常にニュートラルであると考えていました。
買収だのなんだ言われても、そんなことはないだろう。と。
帳尻合わせでカード出たりしますから、単に下手くそなんだ。と。
ですが昨日の試合はそれに対して疑問を抱かざるをえないものでした。
なぜドリブルで侵入したジュニーニョが後ろから引きずられ、ジュニーニョのファウルを取られるのか。
森が上手く体を入れボールを奪ったのが、なぜファウルになるのか。
三浦ヤスも言ってましたが、鄭大世が闘莉王と競り、闘莉王がバランスを崩しただけでなぜ鄭大世のファウルになるのか。そしてそれをセンターサークル付近からなぜ判断できるのか。
私は巨人の例を挙げるまでもなく、本来どちらかに偏る実況、解説は嫌いです。ですから、納得できたものしか頭には入れません。
昨日の三浦泰年の解説は明らかに川崎寄りでした。しかしそれらの大半は納得し得るものでした。
話を戻しましょう。まぁこれならまだ審判などを嫌悪して終わりなのでしょうが、極めつけが選手。
ワシントンは言うまでもないですか、皆転びすぎ。
特にワシントンがPKもらってからは顕著でした。
勝つための手段なのはわかります。浦和がやろうとしてるのが勝つためのサッカーなのは淳も言ってました。ACLがあるのもそうでしょう。
ですが果たしてそれでJリーグの、ひいては日本サッカーの発展はあり得るのでしょうか。トップのチームがこのようなサッカーをしていて。
例えばJ2は横浜FCに代表されるように、その類いのサッカーが昇格への鍵になることはままあります。しかしそのままでは格上のJ1には通用しない。
浦和もアジアではかなり良いところまで来ました。が、クラブワールドカップでどうなるかはまだわかりません。
ま、要するにこれからは浦和を叩き潰す側に回る、ということです。
さよなら浦和レッズ