ぎゃーっす

珍しく元旦に関東にいる私は、先週清水に勝利した時点でチケットを手配。


いや、別に広島を軽く見てるわけじゃなく、残った4チームならドコが出てきても楽しめるかな、と思ったので。

ガンバは元より、降格が決まり、逆にモチベーションが高まってる広島。

(中後には悪いけど)小笠原が帰ってきたことにより、さらにボールが回るようになった王者鹿島。

プレーは荒いけど、粗いわけじゃなく、きっちり決めてくる川崎。


ま、どの組み合わせでもいいかな、と。



…えぇ、後付けの負け惜しみです。



播戸のあほー



開始24秒で寿人にやられたのは加地さんのせい。

まぁ4バックでラインをきっちりコントロールするのは難しいですが、それ以前の問題。

「ボールウォッチャー」という言葉がありますが、サッカーは基本的にボールを見る競技じゃないな、と最近体感しています。


そりゃ1対1とか、いける!って思った時はともかく。基本は人を見てなきゃ。

寿人の「消える動き」は上手いですが、それを差し引いてもあれはいかん。


早速一点ビハインドとなるわけですが、時間はまるまる一試合残っており焦る必要は無いんで、ボールをしっかり落ち着かせて回す。これは間違ってなかったと思います。


けれどリーグ終盤から見られた横パスの応酬に終始。

これはまずFWに楔がうまく入らない、入ってもフォローの動きが無いから囲まれて潰されるorバックパス。

さらに播戸も、(なぜか)バレーも中央に張るので、サイドに流れてボールを引き出すプレーが無い。ということに依ります。


マグノは何気ポストをしっかりこなしましたし、足元からそのまま自分で持ってくこともできた上、結構サイドに流れてたので、彼がいたころは上手く行ってましたが怪我で消えた辺りから今年のガンバの迷走は始まったと思います。(怪我明けからはあんまやる気無かったしなぁ…)


そんな訳で相手陣形の整ったゴール前に放り込み→弾き返されるという悪循環。高さの無い(バレーはヘッド上手くないし)ガンバでは、それはもはやクロスではなく放り込みです。点の匂いがしない。


じゃあどーすんのという話になるわけですが、解決のカギはナビスコカップ


決勝での安田のゴール。あれは右へ流れたバレーが速いクロスをグラウンダーで入れ、二列めの二川が前で潰れて走り込んできた安田が決める、と。


ちょうど加地さんの代表初ゴールのような形。あれを作れればまた違ってきたはずです。


要するに、ガンバがどういう攻めをするかなんて、少しJを見たことのある中学生でもわかる。


ならば対応させないために、相手に守る選択肢を増やさせるために、ちょうど流川がパスを覚えたように、アクセントをつけることは必要でしょう。


後半寺田が入ったころからバレーはサイドに流れ始めましたが、まぁ、遅いです。誰も二列めから来ないし。


この試合では前半終了間際に遠藤が左に外した形。セカンドボールを拾い、明神が走り込んできてマイナスのボール。


明神が上がってきたことによってマークが一個ズレる訳です。

もちろんリスクは負います。負いますが、それは完全に引いてきてる相手を崩しきれない以上、負うべきリスクでしょう。


まぁしっかりディレイできりゃいいんですが、ガンバのDFラインでそれができるのは加地さんぐらいでしょう。


とりあえず、効果的なポジションチェンジ、オフ・ザ・ボールの動きの質を高めないと、ガンバサッカーに未来は無いと思います。



あれ?それってオシムジャパンじゃん( ゚Д゚)