ボスニア戦、チリ戦
前々回、私があんだけぶつくさ重箱の隅をつついたうっちー。
2試合ともえらい高い位置でプレー。タイ戦はボールを受けに来た高原より高かった。
こうなると元旦に見た彼。すなわち右サイドバックとしての彼は、現時点では代表で見れないということでしょう。
七割方守備、そしてビルドアップを放棄し、相手がマークしているためパスが通るはずの無い高い位置で手を挙げる。
ここまでくるとうっちー云々の話ではありません。岡田監督の指示でしょう。
そこらへん含め、そのうち「監督、岡田」について書きます。
では攻撃のみに絞ってうっちー。
…アレ?こんな選手だったっけ?
カナダや鹿島で受けた私の印象だとドリブルで突っ掛けるのは選択肢の1つであり、色んなクロスを上げる、フリーランニングもする。
そんな選手でした。
山王戦の流川ではないですが、選択肢があるから守備は後手後手になって、崩すことができる。これはサッカーも同じだと思います。
ここ3戦の彼は正直怖くない。抜かれ無いようにやや放して守り、クロスを上げさせればいいんです。
フリーでもアーリー気味に上げてみたり、中を見る時間があってもニアにしか蹴らない彼のクロスは、加地さんのふんわりクロスよりも怖くない。
成功率1割くらいなんじゃないですかね。
1つ言えるのは、代表にはJでの田代はいないんです。
そこらへんをなんとかしてほしいなぁ…。東アジアに期待。
代表全体ですが、私は岡田監督に対して言いたいことがたった3試合で山ほどできてしまったので、選手に関してだけ。
まず高原。
東アジアには連れて行かないようですが、これは正解でしょう。
先輩も言ってたことなんですが、タイ人に吹っ飛ばされるくらいコンディション悪いなら、とりあえず体作ってくれって話です。
続いて巻。
下手くそなのは仕方ないです、もう。ポストプレーのバリエーションが少ないのも今さらって話です。
それを差し引いて彼は本当によく走ります。
ボスニア戦、彼が下がってからしばらくは完全に攻撃が停滞します。
これはボールを受けに来る選手がいないのが原因でしょう。
今の代表見ると攻撃的な選手は、播戸にしろ大久保にしろ山瀬にしろ、基本的にはラインから飛び出して行くタイプの選手です。
ボールを受けに、楔に入りに行くタイプではない。
高原はイマイチ良くわからんのですが、なんにせよ今の状態じゃ満足なプレーはできない。
だからこそ彼のようなタイプが必要なんだと思います。
目の前を右に左に動き回る巻。怪我で退く時に思わず声をかけてしまいました。
それだけにタイ戦はよかったです、本当に。
本当に良いとこにいますなぁ。
ただやはりトップ下ではなく左サイド。左サイドではなくフォワードで使って欲しい選手ですね。
決めてくれるなら何にも文句ありません。決めてくれるなら…。
いま、二列めからの飛び出しという点で彼の右に出る選手はJにいないのではないでしょうか。
遠藤、中村憲もかなり意識はするようになりましたが、それよりも効果的に出てきます。
彼中心のチームにしちゃっていいんじゃない?もう。
なぜそう言うか、理由も合わせて後日。
まぁあとは皆さん頑張りました。きちんと仕事したと思います。
さてさて、東アジアかぁ…。怪我しませんように。。。