監督(?)岡田武史
ほぼ週刊からはほど遠い状態です。ごめんなさい。今回は長いので、2週間分ってことでw
さて、常々書くと言ってきた監督、岡田氏。バーレーン戦でやっちゃいましたねぇ。
メディアやらのリアクションを見るという意味でも、またほとぼりが冷めるのを待つという意味でもこのタイミングの更新になってしまいました。
ってか、実は少ししか見てないwビデオには録りましたが。だから主な理由は前者です。
さて、各メディアでやっぱり出てきた岡田解任論。今さら感が拭えませんが、その反面、このタイミングは当然とも思えます。
就任当初、彼は「基本的な方向性は間違っていない。オシム路線を継承していく」と言っていました。
そして今となっては笑い話ですが、「世界を驚かすサッカーをしよう。」とW杯3位を目標に掲げます。
ここで1つツッコミ。何故3位なのかw
そもそも彼は世界のトップレベルで戦った経験がありません。
オシムは旧ユーゴを率いて結果を出している世界的な監督です(今その力があるかは別にしても)
しかし岡田さんは代理でW杯の監督を務め、札幌を昇格させ、強豪だったマリノスを優勝させただけです。日本人監督としては一流に入るのかも知れませんが、世界のレベルを知っているとは言いがたい。
その意味では、間違いなく選手としてトップレベルの経験を持つ、ジーコより監督として劣っています。どの口がそんなことを言うのかw
しかもベスト4とは言わず3位wなぜ3位をチョイスしたのか理解に苦しみます。(韓国より上ってことかいな?w)
私は「根拠の見えづらい自信」というものがものすごく嫌いなので、岡田さんのこの目標とやらは、ただ機嫌を取るための言葉にしか聞こえませんでした。
で、3位を目指すチームを作るための合宿に徳永呼んじゃうんだもん(´・ω・`)
好き嫌いで選手を選ぶ監督にしか見えん…。
ですので、私が常々いちゃもんつけてきたうっち〜。今となっては彼の起用は「人材発掘する俺すげぇ」をアピールしたかったとしか思えません。
オシム路線を継続するのであれば、足元の技術はまだ拙く、加地さんどころか駒野、むしろハユマよりも走れない彼は不適格です。少なくとも今は。
だからこそ私はあんだけしつこく文句をつけたのでしょう。
鹿島のように戦術に組み込まれていた上での起用ならまだわかりますよ?でも彼を起用する理由として、私が耳にした岡田さんの唯一の言葉は、「ボールの置き方が良い」
私の考えですが、代表チームを作る時には大きく分けて2通りの手法が考えられます。
前提としてあるのは、クラブより練習時間が短いということ。
ですから、個人の技術というよりもチームの方向性をまず立てて、それに合うか合わないかを重視する方法と、
国の中でも最高峰の能力を持つ選手を集め、その選手の力を活かす方向性を監督が提示する方法。
もし岡田さんがオシム路線で行くならば当然、戦術としてしかるべきものがあり、それにフィットした選手を選ぶべきです。
あるいはベースとなる土台をある程度作ってしまい、チームに色づけをするために選ぶか。
オシム路線はどう考えてもDFラインのパス回しが土台です。だからこそ鈴木啓太より後ろはほぼ固定だった訳で。
そこに新戦力(それも適しているとは言い難い)を入れてしまうということはオシム路線の放棄であり、チームづくりの方向性の転換です。
そんなわけで試合の内容ではなく、合宿の時点で彼が口だけの人間だと思ってしまった私。σ(・_・)
話が逸れました。チームづくりの点ではもう一つ言いたいことがあります。
フランス時、代表監督として岡田さんが行った最も有名な行為。ご存じ、
「外れるのはカズ、三浦カズ」です。
フランス時の代表はやることがハッキリしてたという評価だったようで、先程のチームの作り方で言えば前者だったのでしょう。
すなわち前回監督だった時は前者の作り方で作られたチームを率いていた訳です。
と、なれば今回も経験を生かして前者で行くべきでしょうし、だからこそ彼が就任したのでしょう。きっと。
ですがうっち〜起用の理由は不明瞭のまま。
うっち〜は確かに才能が溢れてます。溢れてますが、代表の中心に据える選手では無い。そもそもSBに中心選手を置く戦術があるなら知りたいw
経験経験言う方もいますが、五輪が終わってからでしょう。
私も最近、余り五輪に価値を感じませんが、世間や協会を見ているとまだまだ五輪は重視されています。
ですから、うっち〜が代表に選ばれたからといって五輪には選ばれないということはありません。
そうすれば今年、代表と五輪とクラブ(ACL)。二足どころか三足あります。
天皇杯を鹿島が優勝したこともあり、ただでさえオフが少なかった今年。大切な才能であればもって考えて「育成」すべきです。練習や試合に出ることだけが「育成」ではない。
で、やはりオバトレ気味だったのうっち〜は怪我してしまったようで。彼も監督、岡田の犠牲者の1人ですから素直に
つ鶴
さて、「オシム路線を継承」しつつ「接近、連続、展開」を掲げた岡田さん。その戦術がいかに拙いかは置いておくとして、親善試合を2試合、タイ戦、東アジア選手権と計6試合を戦います。
そうすれば普通、チームの方向性というものはピッチ上に現れてきますし、修正していく点は修正することができます。
まぁこの方向性が現れてくる過程で自分の中のモチベーションは下がっていきましたが(笑)
しかし彼は修正どころか、暴挙とも言える行為に出ます。
オシム路線の象徴とも言える遠藤を外し、さらに自身の抜擢したうっち〜を外してまで3バックに変更。
さらに「接近、連続、展開」はどこへやら、相手監督にも叩かれるほどの引きこもりっぷり。
もう「暴挙」としか言い様がありません。
で、案の定負け。
しばしばオシムがアジアカップで4位になったことが叩かれますが、今のアジアを勝ち抜くことはそんなに簡単ではありません。
それは他の強豪(ビッグ5:サウジ、イラン、韓国、豪州)の三次予選の戦いっぷりを見れば納得いただけると思います。
ですから、負けることはあり得ます。あり得るんですが、負け方が問題だった。
だってこのタイミングで今年積み上げてきたものを完全に崩す訳ですから。
合宿からこっちの代表強化は何だったんだって話ですよ。
ここまでぶっこわしておいて試合後のセリフ「これからは自分の方法でやる」
もうね、アホかと。
自分流にしてバーレーンに負けたんと違うん?引きこもって縦ポンってのは正に「岡田流」だと思いますがw
そもそもね、前任者の意向を引き継ぐのが嫌なら引き受けなければよかったんですよ。
いや、むしろ就任してから、ハッキリと自分流で行くって言えば良かった。
でも彼は「オシム路線」を掲げて「接近、連続、展開」を貫こうとするも自身の力量の無さに失敗。
そしてチキったのか何なのかお馴染み3バックにして敗戦、でこの責任転嫁にしか見えない言い訳。
ここまで来ると監督としてどうこうではなく、人間として疑いたくなります。
唯一擁護できるとすれば就任のタイミングが悪かったことでしょうが、だったらもう一度言いますが引き受けなければ良い。
別に義務じゃ無いんですから。
代表をここまで滅茶苦茶にした岡田さん。最近は焦ってるのか熱心にJを視察してますが、オシムがどれだけサッカーの試合を見ていたかを知る人間なら冷ややかな目で見てしまうのではないでしょうか?
またオシムを賛美するようで何か嫌なんですが、彼は高円宮杯まで見に来てた訳です。
アマルによればJはジェフ監督時代から全試合見てるとか。
そして倒れる直前に見ていたのはプレミアでありながらビッグ4の試合などではなく、ポーツマス対アストンビラ。
沢山の経験を積み、あの年になってもまだ試合を見ることをやめない(もちろん趣味という側面もあるのでしょうが)老将と比べると、代表監督になってからせっせせっせと視察する彼の姿は滑稽に思えます。
ということで、まとめ。
監督、岡田の解任をここに要求します。
デモあったら行こう、リアルに。