悪夢の15分を検証する

2006W杯オーストラリア戦後半33分からの検証。

まず、小野投入直前、駒野くんのニアなのかファーなのかどっちつかずのクロス。
マークがついてなかったゆえに、あれでシュートまで行けなかったのは今思えば痛い。

そして小野投入。ボランチのはずの彼は何故か前へ。中田も上がっているゆえにカウンターで大変なことに。
しかし37分までは中澤をはじめとした守備陣が何とかしのぎます。

38分、その中澤が与えたFKは川口が防ぐも、その後のスローインからのロングスロー→川口飛び出す→こぼれたボールをぶちこまれる。

直後、駒野前へ持ち込むも上げきれず。コーナーのこぼれ球を小野がワンタッチで俊輔に戻そうとするもゴールキック


しかし42分。駒野のアーリーは高原に合わないも、小野(←うーん…)が拾い、上がってきた福西がシュート。

ここまではok

しかし相手ボールに。小野ちんはカウンターを狙いたいのか高い位置でプレス。しかし交わされ、ゴール前に運ばれ、ケーヒルにズドン。

ここで軽い考察。

オーストラリアの選手はバイタルエリアに五人。
日本も同じく五人(三都主、茂庭、宮本、中澤、駒野)
この時点でアウアウな感は否めません(笑)
ワンツーのふりをする囮に茂庭が釣り出され、少し相手に時間とスペースを与えた、空いた所にズドン。

うぅん…。ボランチはどこ??(´・ω・`)?

福西が完全に消耗してましたから、やはり小野が見なきゃいけなかったんじゃないのかなぁ…。


46分、前がかりになったところをカウンターでつかれ、駒野がアロイーシに交わされ、ジ・エンド。

これはまぁ仕方ない(笑)もう仕方ない…。



・まとめ

言われているように小野ちんは酷かったですが、これが独断なのか指示なのか。
完全に消耗しきった福西のワンボランチでしたからw
でももっとヤバかったのは、点が入る気配が全く無かったこと。

相手ゴール前までは運びますし、そんなにプレスがきつかった訳でもない。相手も当然足に来てた訳です。

それでもゴールはおろか、まともなシュートに結びつけられない。後半30分以降、まともなシュートは前述の福西の一本のみ。

キツい時間なのは間違いないですが、だからと言って単調な攻めを行うだけでは相手に攻め上がる勇気を与えるのみです。

やはり何とか一点、何とか相手の嫌がる攻撃を行うべきだったんでしょう。


じゃあオシムはどうだったのか。を今度書きます。…ビデオを探してから(笑)