ジャパンカップ回顧

大事なことを忘れていた。
今年の秋のG1路線は実績のある馬ではなく、着実にランクアップしてきた馬が制する流れだった。

クソがつくほどの名レースだった秋天を除いて、スプリンターズとマイルCS。クラシックからは菊花賞
秋華賞エリ女も春に実績を残せなかった馬だし…。
でもなぁ。みんな言ってるけど、斤量はタテで見る私にとっても、いくらアル共杯でああいう勝ち方したからって、斤量+4kgで来られても困る。
しかも面子は格上。なんてったってオクトーバーSの日、つまり毎日王冠の日の時点では、ジャパンカップに出走することは(賞金の面から見ても)叶わな(敵わな)かった馬である。現在絶賛土下座中のスカイより下の評価だった。
確かにスクリーンヒーローは、オクトーバーSで買った馬。しかしあのレース後印象に残ったのは、むしろジャガーメイル
この二頭はアル共杯でも買ったし、評価はしていたんだけど、まさかここで来るとわ。

で、もう一個忘れていたことがある。

秋天の日にリキサンポイントなる長期休養明けの馬で稼がせていただいた。
あのレースも(条件戦とは言え)力上位に似た馬が多く、割と上位人気は割れていた。
G1と条件戦の違いはあるとは言え、自分の流れも「長期休養明けの馬」だったw
スクリーンヒーローは春のクラシックはイマイチだったが、ラジオNIKKEIセントライトで二、三着。古馬には通用しなかったものの、この両レースの勝ち馬、ロックドゥカンブのその後を考えると、既にG3を勝つくらいの力はあったように思う。しかしセントライト後は骨折で長期休養。今年の8月に復帰といった流れであった。
この両流れを考えれば、決して買えない馬ではない!

…とレース前に言えたらなぁ(´・ω・`)

ローズSで買ったブラックエムブレムとか、秋華賞で買ったリトルアマポーラとか、逆神が宿りつつあるかもw


ウオッカは距離が1600mならあの状態からでも勝てただろうが、2000ならともかく、2400は厳しいだろうなぁ。
前に行く競馬が続いて、結果も残せていたから忘れがちだったが、秋天も結構かかっていた。
このレースでも抑えきれず、つけた位置はサムソンの前。まぁそれでも三着に来るんだから力はあるし、スタミナに問題がある訳でもないだろう。この馬にとって折り合いは永遠の課題なのかも知れない。
後方一気しかできないよりは、前めでも競馬できる方が良いし(典型例が秋天。カンパニーは届かなかった)何よりもスタートが良い。来年も走るみたいだから今後も期待したい。

アサクサは何であの位置だったんだろう。スローだったことを考えても、向こう正面で押し上げるのではなく、最初から前につけちゃえば良かったのに。しかも按上ルメール。ちょっとわからん。

サムソンはなぁ…。もうダメとは思わんが、直線以外にも前が開く場面はあっただけに、ちょっと気になる。
馬場の悪い内を突かずにウオッカに併せに行ければまた違ったと思うんだが、そうもいかないのが競馬でもある。
スローの瞬発力勝負じゃ分が悪いよなぁ。

最後に、わかったことが一つ。ゴッホは中山専用機じゃない。中山がゴッホ専用競馬場なんだ。


とりあえずおめでとう、スクリーンヒーローミルコ・デムーロ



追伸
鳴尾記念は◎サクラメガワンダー、有馬は去年のワンツー軸で行くことを決心した今日この頃。