ザックジャパン船出

ついに始まりましたが、いかん、キックオフに間に合わなかったorz

ザックに関してはとりあえず任せたという感じです。
そもそも選んだハラヒロミは、FC東京監督時代にJチームの大半が3バックを敷いていた時期から早くも4バックを採用。サイドを上手く使う攻撃的サッカーを展開し、現在流行している4-5-1(4-3-3)を使うなど、先見性の高い采配を見せていました(これは本人の嗜好による可能性は高いですが)
また、石川、茂庭、今野、加地らを代表に選ばれる選手に育て上げ、梶山を抜擢するなど若手の育成にも、それなりの定評を残しています。
従って個人的にはヒロミが選ぶならと思っていた次第なので、人選に関してはありません。

実際ザックは日本代表の辿ってきた道を考えても、このタイミングで起用する意図が見える監督です。
初期岡田ジャパンを、ある先輩はアリゴ・サッキのサッカーを元にしていると評していました。これに乗っかり、後期岡田ジャパン南アフリカ代表を現実的なサッカーという意味でカペッロ的なサッカーとした場合、ACミランの辿った軌跡をなぞることになります。
すなわち、多少乱暴ではありますが、サッキ→カペッロの流れを受けてスクテッドを取ったザックは、初期岡田→後期岡田の流れを受けて、結果を残せるといった見立てです。

もちろんそんなことを考えて選考した訳じゃないでしょうが(笑)
でも、代表監督をザックにする1つの「読み(解釈)」は成り立つのではないかと思います。

さて、いよいよ公式戦。アルゼンチン戦や韓国戦はは岡田ジャパンの遺産の延長線上とも取れる訳で、ザック色が徐々に出てくるのがこの大会でしょう。
じっくり見届けたいと思います。